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印鑑の持つ【法的効力】と会社印鑑の【種類】について

印鑑の持つ【法的効力】と会社印鑑の【種類】について

印鑑の持つ【法的効力】と会社印鑑の【種類】について


会社を設立しビジネスを行う上で、印鑑というのはなくてはならない存在です。
この印鑑がどれ程の効力を持つものかご存知でしょうか。

印鑑の持つ法的効力、また会社設立時に用意したい印鑑の種類とその特徴をご紹介していきます。



印鑑の持つ法的効力は?

印鑑の持つ【法的効力】と会社印鑑の【種類】について

実印、認印など印鑑にはさまざまなタイプがありますが、法的効力はどの印鑑も同じです。

例えば契約書に印を押した場合、それが実印であっても認印で
あってもサインであっても法的効力は同じで、「契約に同意した」と扱われます。

これはWEBサイトのチェックボックスでの合意、口約束の合意とも同じ扱いです。

いずれの場合も合意、承認の意思表明をした証であり意味や扱いは同じです。
実印を押した時だけに法的責任が伴う、印鑑以外の方法で合意したから法的責任が伴わないため契約を無視していいという訳ではありません。


トラブルの立証に役立つ

時に契約に「合意した」「していない」でトラブルになることがあります。
そんな時に役に立つのが印鑑です。

例えば実印というのは法務局に届出が必要な印鑑ですので、合意したことの強い立証材料となります。

逆にどこにでも市販されている様な認印や形として残らない口約束などでは、トラブルになった場合に「そんな約束はしていない」と言い逃れられてしまう場合があります。

そういった問題を起こさないためにも、印鑑という存在が大切になってきます。


会社印鑑の種類

印鑑の持つ【法的効力】と会社印鑑の【種類】について

会社で使用する印鑑の種類と特徴を紹介していきます。

■法人実印(代表者印)
・・・会社登記時に法務局に届出が必要となる印鑑です。
会社の経営に関わる特に重要な書類などに使用します。

■銀行印
・・・法人としての銀行口座の開設、またその後の資金の出し入れで利用する印鑑です。

■角印(社印)
・・・会社外からの請求書や領収書などで、法人実印を使うほどでもない書類に利用する印鑑です。

■ゴム印
…簡単な契約書や社内書類など日常の事務手続きとして使用する印鑑です。
社名や電話番号、代表社名などが横書きに書かれたタイプが一般的です。

法人実印は会社登記時に必ず必要となりますので、用意しましょう。
他の3種類は任意で作成となりますが、やはり1つの法人実印だけで使い回そうとすると、複製のリスク盗難にあった場合の被害が大きくなりますので、最低この4種類は用意して使い分けるのが良いかと思います。


サインは時に印鑑よりも強い証明力を

印鑑の持つ【法的効力】と会社印鑑の【種類】について

印鑑というのは所詮モノですので、実印といえども巧みな技術を使えば複製される可能性はあります。

逆にサインというのは筆跡鑑定をすり抜けるのは容易ではありませんので、時に印鑑以上に本人を証明する力を持ちます。
特に海外ではサインは印鑑以上に強い力を持っています。

そのため重要な書類などを作成する際は、サイン+実印というのが最も安全な方法と言えるでしょう。

印鑑があるから絶対に安心というわけではありませんが、やはりビジネスを円滑に進める上では印鑑の存在は
大切です。
今後会社を設立しようと考えている方は印鑑も軽視せずしっかりと作っておくことをおすすめします。

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